- 「TOEIC400点台から800点台にしたい」
- 「3カ月くらいの短期間くらいしか勉強したくない」
- 「外資系の転職活動のために点数を取りたい」
- 「就活のためにTOEICの点数をあげておきたい」
こういった方に向けて、3カ月でTOEIC400点台の実力から800overを取った私のTOEIC勉強方法について解説します。
※TOEIC800overを取得した受験日は2016年冬であることにご注意ください
記事の内容
- 自己紹介
- 取得した理由・きっかけ
- 勉強開始月、受験月
- 使用した参考書・問題集
- 参考書・問題集の使い方
- 試験日の過ごし方
- 就活で必要なTOEICの点数
自己紹介(勉強開始時の私のスペック)
◆私の英語に関するスペック(TOEIC受験勉強開始時)
項目 | スペック |
英語力 | TOEIC445(公式問題集vol6の換算点)。英検資格等は未所持。 |
海外経験 | 無し |
家系 | 日本人家系。両親は英語を話せない |
身分 | 私立理系の大学3年生 |
私は、大学3年生のときにTOEIC受験勉強を開始して、3カ月後にTOEIC800overを取得しました。
勉強開始時に自分の実力を知っておこうと思い、試しにTOEIC公式問題集vol6を解いたら、公開テスト換算値445点と結果がでました。。
大学に入ってからほとんど英語に触れていなかったので、相当低い結果でしたね。。。w
1~2年生の教養科目として一応英語の授業はありましたが、ほとんどなにも聞いていませんでした。
典型的な意識の低い大学生・・・
取得した理由・きっかけ
TOEIC勉強を開始したきっかけは、就活でした。
大学2年生終わりまではとにかく遊び呆けてテストも落ちまくりだったのですが、大学3年生くらいから「このままじゃあかん。就活全落ちするんじゃないか。なにか強みが欲しい」と思い、なんとなく就活を意識しだしました。
就活にはTOEICがどうやら必要らしいと噂をききつけて勉強することを決めました。
当時の私は、製薬会社を第1志望にしており、武田薬品はTOEIC730点を足切りにしていたので最低730を目標にしました。
もちろん、900点を取れたら最高だと思って勉強をがんばりました。
使用した参考書・問題集
使用した参考書・問題集は、以下の3種類です。
私が使っていたのは古いバージョンですが、これから受験する方は最新版のものを使用すればOKです。
公式問題集は、たくさんあるので3冊くらい買っておけば良いと思います。
1冊は少なすぎるし、5冊とか増やしすぎると逆に消化不良になるため3冊がちょうどよいです。
私は、vol6~4の3冊を使っていました!
参考書・問題集の使い方
参考書・問題集の使用順番は以下のとおりです。
- 金のフレーズ
- 文法特急
- 公式問題集
単語を覚えて、文法を覚えて、あとはひたすら問題を解きまくるです。
ただし、最初に実力を測るために公式問題集1セット分を解いてもよいです。
解いた後は復習しないでください。効率が悪いので。解きっぱなしでよいです。
間違えた問題だけ、印をつけておきましょう。
残りのセットは見ないようにしてください。
金のフレーズ
目標・スコープ
金のフレーズの目標は、全部覚えることです。
全部というのは、単語や熟語の意味が最低一つわかればよいという意味です。
無理かと思うかもしれませんが、効率的に暗記すれば可能ですし、TOEIC800以上狙うなら全部覚えたほうがいいです。
期間
1日目~14日目の2週間で金のフレーズを集中的に暗記します。
この間に他の教材に手をだしてはいけません。
とにかくこの2週間ですべて覚えるつもりでやってください。
15日目からは、他の教材に手を出しつつ、受験日まで隙間時間に金のフレーズを復習します。
覚え方
ポイント
- 短時間・高頻度で単語を確認する(10分使って1単語覚えるくらいなら10分で100単語覚えるということ)
- 発音記号を見ながら正しく発音する(聞き取れるようになれば問題ない。付属の音声を聞くのもあり)
- 1単語1訳に絞る(全部覚えようとすると死ぬ。やれる自信がある人はやってよし)
ステップ
- 赤シートで隠して全単語をテストして、わかる単語に●印をつける。(初見でわからない単語とわかった単語を分けます)
- 毎日200語ずつ追加してテストし、間違える度に単語にチェック印を追加する。(初見でわかった単語は除く)
- 1日目:1~200番
- 2日目:1~400番
- 3日目:1~600番
- 4日目:1~800番
- 5日目:1~1000番
- ~
- 14日目:1~最後まで(単語、熟語含む)
- 定期的に復習する(15日目以降)
文法特急
目標・スコープ
文法特急の目標は、3段階に分かれます。
- すべての問題が解けるようになる
- 問題文の文法を理解し、和訳をできるようになる
- 不正解の選択肢の単語の意味がわかり、何故だめなのかを説明できる
3段階目までできるようになればOKです。
期間
15日目~28日目の2週間で文法特急をすべて終わらせます。
早い人だと、2~3日で全部解き終わってしまうかもしれません。
金のフレーズを覚えていると、そのまま使えるフレーズだったり単語が多いので、意外に辛くありません。
覚え方
金のフレーズと同様に、先ずは一通り問題を解いて、わからない問題とわかる問題を分けましょう。
このとき、以下の三種類に分類しましょう。
- 意味を理解して正解できたもの
- 勘で正解したもの
- 不正解だったもの
一通り解き終わったら、勘で正解したものと不正解したものを中心にやりましょう。
あとは、すべての問題が解けるように何度も繰り返します。
全部解けるようになったら、問題文をすべて和訳できるようにし、不正解の選択肢がなぜ不正解かを説明できるようにしましょう。
公式問題集
目標・スコープ
公式問題集の目標は、以下の通りです。
- すべての問題が解けるようになる
- 不正解の選択肢の単語の意味がわかり、何故だめなのかを説明できる
- 全文和訳できるようになる
期間
29日目~90日目の2カ月間で公式問題集をすべて終わらせます。
最低でも1冊、できれば最新の3冊やりましょう。
60日間あるので、1冊20日ペースでやるスケジュールです。
1冊が完璧になったら次にいきましょう。
覚え方
まずは、以下のステップで問題を解きましょう。
- 2時間の時間を測って全問回答する
- 時間切れで問題が残った場合は、残りの問題も時間を測って解く
- 時間内で解けた分の採点をする
- 時間外で解いた分の採点をする
次に、間違えた問題が何故間違えたか、解説を読み込んで理解しましょう。
正解した問題も含めて、不正解の選択肢がなぜ不正解なのか説明できるようにします。
最後に、英文を全部和訳できるようにします。
あとは、ひたすら音読または黙読しましょう。
再度解く必要はないです。
リスニングに関しては、すべて英文を理解した上でスクリプトを見ながら何度も聞きましょう。
スクリプトを見ながらのリスニングになれたら、ディクテーションやシャドーイングをしても良いです。
ディクテーションとは、なにをいっているかを紙にアウトプットすることです。
シャドーイングとは、聞こえてきた音声を自分の声で繰り返すことです。
寝る前にイヤホンでリスニングの音声を聞いたり、暇なときにリスニングの音声を聞いたりして耳を鳴らす時間をたくさん作りました。
2倍速で聞くこともよくやりました。本番がゆっくり聞こえるようになります。
試験日の過ごし方
試験日の過ごし方は、点数に大きく影響する可能性がある大事な日です。
- ごはんをおなか1杯食べすぎない。試験中眠くなると最悪です。炭水化物は控えめに。
- カフェインを取らない。試験中トイレにいきたくなると最悪です。水か麦茶がいいです。
- 金のフレーズと文法特急を最後に詰め込む。直前で見たのが意外とよく出ます。
- 会場に早めにつく。45分くらい前につくとよいと思います。
- 公式問題集のリスニングの音声を聞いて耳を鳴らしておく。
- HBのえんぴつを二本以上持っていく。シャーペンは時間かかります。ボールペンは使えないはずです。
- 腕時計を持っていく。会場に時計がないことがあるかもしれないため。
- 帰りはかなり混むので一駅前のバス停にいくなり、早めに退出するのをおすすめします