転職ノウハウ

【20代SES】SESが辛い。辞めたい人が起こすべき行動3つ【一生搾取】

「SES続けるのがしんどくて辛い・・・」

「このままSESを続けていいのだろうか・・・」

「給料は安いし、生活が苦しい・・・」

「SES辞めたいけど、どうしたらいいかわからない・・・」

 

いまこんな状態で悩んでいませんか。

SESで働いている多くの人が上記のような悩みを抱えています。

客先常駐なので毎日お客さんのところに行き、クタクタになって毎日しんどい思いをしていませんか。

このような状態で働き続けていると、いずれ適応障害になったり、軽いうつ状態になる可能性があります。

最悪うつ病になって仕事すらまともにできなくなるかもしれません。

また、安い給料のままずっと働かされ続けて、本来ならもらえるはずのお給料がもらえないことになります。

いま20代のSES社員のあなたが、このような状態になってしまったらあなたの貴重な人生を無駄にすることになります。

本記事では、SESを辞めるべき理由とSESを辞めたいあなたが起こすべき3つの行動について解説します。

是非、最後まで読んでください。

SESを辞めるべき理由

仕事が辛くて、辞めたくなるほど追い込まれていますよね。

辛い思いをしてSESを続けても、いいことはあまりありません。

よく同じ会社で3年勤めろといいますが、むしろ3年勤めたら危険です。。。

その理由について解説します。

市場価値(年収)は一生上がらないから

あなたがSESを続けられたとしても、このまま30代、40代になっても給料があがることはありません。

理由は2つあります。

  1. SESの単価(お客さんからもらう1カ月あたりの金額)が安い
  2. SESの会社は多重下請け構造によって、大手会社の下請けである場合が多い

それぞれ解説していきます。

SESの単価(お客さんからもらう1カ月あたりの金額)が安い

1つ目は、SESの単価(お客さんからもらう1カ月あたりの金額)が安いからです。

SESの仕事は、未経験が誰でもできる仕事です。

何故なら、単純作業である場合が多いからです。

仕事自体がエンジニアのように専門的なITスキルが要求されないし、またコンサルのような高い思考力が要求されるわけでもありません

誰でもできる仕事は、需要<供給という構造になり、ひたすら安く買いたたかれて、一番安いところに依頼されるのが普通です。

SESの単価が安いのは、誰でもできる仕事であるため仕方ないのです。

SESの会社は多重下請け構造によって、大手会社の下請けである場合が多い

2つ目は、SESの会社はIT業界特有の多重下請け構造によって、大手会社の下請けになっている場合が多いからです。

SESの会社は、世間的に信用はなく、営業力もないため、発注する会社から直接受注することができません。

だいたい元請会社として受注できるのは、大手企業と言われるSIerやコンサルファームです。

SESは、大手のSIerから一部の仕事をもらって売上をあげています。

その一部の仕事も、単純で誰でもできる仕事です。

例えば、システム開発のテストで、ひたすら画面を叩いてスクリーンショットを取らされたり、システムの運用・保守で、ひたすらユーザのIDを発行したりするなどです。

大手のSIerにいる社員は、高学歴である人たちが多く、誰でもできる単純作業をやらせるには時間もお金ももったいないのです。

よって、受注できた金額の一部をSES会社に払って、誰でもできる単純作業を依頼するのです。

SESと同じ仕事でもっと高い年収もらえる会社があるから

例えば、テスターとして開発中のスクリーンショットをひたすら取り続ける作業やユーザのIDを発行したりする作業がありますが、なにもSESの会社だけがやっているわけではありません。

信じられないかもしれませんが、コンサルティングファームの社員も実はスクショ作業をやっています。

画面のスクリーンショットをとっているコンサルタントの年収は、500~700万円です。

にわかにも信じがたいかもしれませんが、本当です。

だいたいシステム開発のテストフェーズは、以下のようなことが普通におこります。

  1. テスト結果でボロが出まくり、品質不良が判明
  2. 再テストが必要になる
  3. しかし、人数が全然足りない
  4. 人海戦術を取る作戦に切り替える
  5. 若手コンサルタントが大量招集される
  6. みんなでなんとかテストを乗り切る

記事の執筆者である私は、現役の総合コンサルティングファームのコンサルタントですが、1年目~2年目のときにやっていました。

そのときの私の年収は550~600万円でした。

SESの社員として300万円~400万円でやるより、コンサルの社員としてやるほうが全然いいですよね。

給料というのは、どこの業界で働くか、どこの会社で働くかによって変わります。

どんな仕事をするかでは変わりません。

ポジションが大事なのです。

補足)別にスクリーンショットをやり続けること自体は、やはりスキルアップにつながらないのでたとえコンサルファームにいたからといって長くやるべきことではないです。

SESを辞めたいあなたが起こすべき3つの行動

SESを辞めたほうがいい理由がわかっても、実際にどうしたらいいかわからないですよね。

ここでは、SESを辞めたいと思ったあなたが実際に起こすべきアクションについて解説します。

転職活動を開始する

1つ目は、転職活動を開始する。

SESを辞めると決めたら、転職活動をはじめましょう。

転職活動は、長期戦です。

2週間とかで終わるものではなく、数カ月~半年、1年かけて行うものです。

計画をたてて進めていきましょう。

自分で計画をたてて、進めるのが難しいならまずは、転職エージェントと転職サイトに登録してカウンセラーと会話しましょう。

正直、働きながら一人で転職活動をして内定をもらうのは至難の業です。

無料で使えるおすすめの転職サービスは、こちらです。

SESからなにを目指すかによって使うべきものが変わります。

管理人と同じように、もしコンサルを受けてみたい人は、以下の記事を参考にしてください。

コンサルの選考は、他の選考よりも難しいので特別に対策が必要です。

SESからコンサルを目指したいなら是非読んでみてください。

コンサル転職におすすめのエージェント・サイトを知りたい方はこちらからどうぞ。

退職をする

2つ目は、退職をすることです。

退職することは、特段ノウハウもなにもないのでただ会社に退職すると伝えて終わりです。

退職するときの注意点は、2つあります。

転職先が決まってから、退職する

1つ目は、転職先が決まってから退職することです。

転職先が決まっていないのに、退職すると転職活動に余裕がなくなります。

毎日貯金を崩しながら行わなければならないし、早く次の転職先を決めたくなり焦ってしまうことで、よく考えずに転職先を決めてしまう可能性あります。

せっかく転職活動するなら、余裕をもって、しっかりキャリアと向き合って自分にあった場所に行くべきです。

お金の余裕、精神的余裕のためにも、転職先が決まってから退職しましょう。

もし、精神的に病んでしまってきつかったら、退職して実家に帰るか、病院で診断書をもらって休職しましょう。

引き止められても、無視すること

2つ目は、引き止められても無視することです。

あなたが辞めると言ったら引き止めにあう可能性があります。

なぜなら、上の人間は情弱なあなたを搾取したいからです。

何度も上司と面談をすることになったり、本部長と話し合ったりと引き留めに合う可能性があり、なかなか退職できない事態になることもあります。

転職先が決まっているのに、3カ月先、半年先にならないと退職できないケースもあります。

プロジェクトがあるから、、、お客さんと契約してしまったから、、、

もし、退職を1人で行うのが難しいのであれば、退職代行サービスもあるので使ってみてください。

おすすめの退職代行サービスは、退職代行ガーディアンです。あなたの代わりにやってくれます。

お金がいくらかかってしまいますが、退職できないよりもマシなのでもし困ったら使ってみてください。

スキルアップをする

3つ目は、スキルアップすることです。

もし、SESから引き続きIT系にいきたいなら、エンジニアになるとしてもコンサルを目指すとしても以下のことをやっておくといいです。

  1. TOEIC
  2. 基本情報技術者試験

この2つは、転職時にも転職後にも生きてくる資格なので、スキルアップには最適です。

それぞれ解説します。

TOEIC

1つ目は、TOEICです。TOEICは、英語の資格試験です。

転職に必須ではないですが、転職活動をかなり有利に進めてくれるものです。

転職活動でアピールするなら最低700以上は必要です。

むしろ、それ以下なら履歴書に書かないほうがいいです。

TOEICは、転職活動の際には点数をもってるだけである程度能力があることの証明になるのでとっておいて損はありません。

もし学歴にあまり自信がないなら取るのをおすすめします。

もちろん転職後でも役に立ちます。

コンサルファームでは実際にTOEICの点数が昇進の基準になっていたりするので、結局いずれ取る必要があります。

基本情報技術者試験

2つ目は、基本情報技術者試験です。

こちらも有名な資格ですが、ITエンジニア、ITコンサルを目指すうえで取得したほうがいい資格になります。

エンジニアもコンサルも資格がいらない仕事ですが、資格があるだけで最低限の知識はあるんだなと評価されます。

あなたが20代で第二新卒や中途採用での転職をするならもっていて損はないです。

仮に転職したときに、基本情報レベルの知識は普通に日常会話で使われるので転職後も会話についていくのが楽になります。

まとめ

いかがだったでしょうか。

あなたが20代の若手ならこのままSESをやっていては、正直もったいないです。

下請けとして、低賃金で搾取されつづけますし、単純作業ばかりでスキルアップもできないため年収もあがりません。

このまま30代になったら取り返しがつかなくなります。

20代のうちにSESから抜け出したほうがいいです。

もしあなたがまだ第二新卒枠なら余計に早く動いたほうがいいです。

第二新卒のほうが20代中途よりも転職が簡単だからです。

未経験として見てくれるからです。

転職活動は、働きながらやると長期戦になりますし、一人でリサーチから面接対策、書類対策をして内定まで勝ち取るのは普通に無理です。

いますぐ転職サービスに登録して、作戦をたてましょう。

無料で使えるおすすめの転職サービスは、こちらです。

 

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